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「第14回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム」開催

■ 糖鎖研究の最前線

「第14回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム」が、2016年11月1日(火)と2日(水)の二日間、東京・御茶ノ水で開催されました。当日はマナテックジャパンのスタッフも複数参加し、糖鎖研究の最前線に触れました。

糖鎖科学コンソーシアムシンポジウムは、日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)が主催して年に一回、開催されています。主に科学技術振興機構、日本学術振興会、NEDOその他文部科学省、経済産業省、厚生労働省などから大型研究費を獲得している研究グループが世話人となり、各種講演が行なわれます。例年、大学、研究機関、産業界などから大勢の研究者や業界関係者が参加し、今回は約400名もの来場者を迎えて会場は超満員でした。

今年のシンポジウムのテーマは「変貌するグライコサイエンス ~未来への橋渡しと社会貢献~」。理化学研究所、東京大学を始めとする全国各地の一流の研究機関や大手企業などの研究者が講演し、糖鎖研究と他領域との統合という会の趣旨に沿って、グライコサイエンスにおける最新の動きについて数多くの報告が行なわれました。

<写真(上)>
来場者で満杯のシンポジウム会場内。講演後の質疑応答も活発に行なわれていました。

【日本糖鎖科学コンソーシアムとは?】
日本糖鎖科学コンソーシアム(JCGG)は、糖鎖関連の科学研究、科学技術の情報交換を促すとともに、研究環境の整備、基盤技術の構築を産官学と共同で行ない、国内・海外における糖鎖科学の発展と社会還元、人材育成、今後の他分野との融合研究の促進などに貢献することを目的とする組織で、以下の活動を行なっています。

<活動内容>
1) 国内外の糖鎖科学全般に関する情報交換およびシンポジウムの開催
2) 糖鎖科学の広報、啓蒙活動
3) 糖鎖科学に関わる共同研究の推進
4) 糖鎖科学の研究環境(データベース、合成糖鎖、糖鎖遺伝子などを含む)の整備、基盤技術の構築のための提言
5) 次世代の糖鎖科学を担う研究者、技術者の育成、教育の支援
6) 糖鎖関連の研究活動との連携とネットワーク化、連絡会議の開催、異分野への橋渡しなど
7) その他、JCGGの目的達成のための事業

<写真(右)>
シンポジウムが開催された東京・千代田区の「御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター」。

■ シンポジウム(1日目)

シンポジウム初日は主に、創薬研究における糖鎖技術の有用性に関する講演が行なわれました。糖鎖の仕組み自体はまだまだ研究途上であり、解明できていることは全体の10%程度であること。毎日、多くの研究者の手で新たな事実が次々と発見されていることなど、糖鎖分野の可能性と研究の進捗状況について報告されました。

日本医療開発研究機構(AMED)理事長の講演では、日本の糖鎖科学の研究水準が世界各国の中でも米国と共に先進的であり、優位性を持っていることが紹介されました。糖鎖の科学は日進月歩で発展しつつあり、より良い社会を作るために各分野で応用されていることや、予防医学の見地からも大きく貢献できる(医療費削減につながる)ことについてもお話しがありました。

<写真(上)>
シンポジウムのオープニングで上映された協賛企業の一覧には、島津製作所など日本を代表する企業名がズラリ。

■ シンポジウム(2日目)

シンポジウム2日目。冒頭では多糖の潜在力や未来について講演が行なわれ、「多糖は人類存続に不可欠な21世紀の資源であり、日本は世界的に見ても多糖分野の研究が進んだ国である。にも関わらず多糖の重要性は社会的に十分に認知されていない」と報告されました。

また、糖質・多糖は創薬、高機能材料、化学原料・エネルギー、食糧・食品の4つの分野における次世代技術として、特に注目されていることも紹介されました。さらに、産業用素材開発の面だけでなく、地方経済を再生させるための産業創出の面でも期待され、青森のサケ由来プロテオグリカンや香川の希少糖など具体的な成果をあげつつあることが報告されると、講演者には盛んに拍手が贈られていました。

糖質の研究は国内にとどまらず、アフリカ諸国に対する日本の国際貢献にも役立っていることも報告されました。講演では、穀物に寄生して枯らしてしまうことで問題になっている「ストライガ」という有害植物の成長を阻害する農薬が、糖質科学により開発された事例が紹介されました。

その後、多糖研究を始めとする日本の科学研究を将来にわたって高い水準で維持し、社会に役立つ形で提供し続けるための課題についての講演が行なわれた後、米国における糖鎖創薬関係の最新情報に関する特別講演でプログラムは結ばれました。

<写真(左上)>
企業ブースが並び、大勢の来場者でごった返すエキスポ会場。

■ シンポジウムに参加して

参加したマナテックジャパンのスタッフにとって、今回のシンポジウムは糖鎖・多糖研究の最前線に触れられる非常に有益な機会でした。また、私たちの住む日本と、アンブロトースの故郷・米国が、この分野の研究で世界を先導する2つの国であることに感動しました。

“人類存続に不可欠な21世紀の資源”とも呼ばれ、幅広い領域で研究が進んでいるにも関わらず、社会的に十分に認知されていない糖鎖・多糖。だからこそ、今後より一層多くの皆さんに知っていただくことでさらに大きな可能性を持つ分野であることが、ひしひしと感じられました。

現在も日々、新発見が続く糖鎖の分野は、産学官そして国際的な連携により今後ますます大きく発展していくことが予想されています。そのような領域でアソシエートの皆様と共に、糖質栄養素製品「アンブロトース」を世界中にお届けできることを誇りに感じた二日間でした。

<写真(右上)>
「第14回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム」のパンフレット。12/15(木)、渋谷にオープンする「
Mannatech Salon Tokyo」で閲覧いただけます(無料)。

■ 関連情報

【WEBサイト】
日本糖鎖科学コンソーシアム
「第14回 糖鎖科学コンソーシアムシンポジウム」

<写真(下)>
パンフレット裏面に記載された今回シンポジウムの主催、共催、後援団体などの情報。

【お問い合わせ】

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