ビタミンCはパプリカやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれています。豚肉やレバー、貝類などはビタミンB群が豊富。マグネシウムは海藻類や魚介類に多く含まれています。オメガ脂肪酸はえごま油やアマニ油に含まれています。冬に意識して摂りたい栄養素ビタミンB群糖、タンパク質、脂質からエネルギーを作り出す過程で必須の栄養素。ビタミンB1とB6は、基礎代謝を増加させ体温を高める働きがある交感神経に作用することでも知られています。ビタミンB群は互いに関係し合って作用を発揮するため、単体で摂るのではなく、さまざまなビタミンBを一緒に摂るのがお勧めです。葉酸(ビタミンB群)ビタミンB群に含まれる葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球を作る「造血ビタミン」とも言われています。葉酸によって血液が増え、血流も増加するため、寒さに負けない体温の維持に役立ちます。ビタミンC肌の真皮を構成するコラーゲンの合成に欠かせない栄養素。なお、コラーゲン合成には、ビタミンCと併せて、鉄を摂取することも大切です。マグネシウム葉酸と並ぶ、赤血球の組成成分。筋肉の働きや体温、血圧の調整にも使われ、不足すると不整脈や心疾患、高血圧などのリスクが高まることから、冬場は特に意識して摂りたい栄養素です。必須脂肪酸肌を乾燥から守り、潤いを保つ上で大切な皮脂の生成に関与する栄養素。細胞膜の材料になるオメガ3脂肪酸などが有名ですが、体内では生成されないため、食品から摂る必要があります。
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