2011-09-16
  • 研究開発

研究開発記事(その14)

豪研究者に同国政府から助成金支給へ

プレスリリース(マナテック・インコーポレーテッド 米国テキサス州コペル 2011年9月20日付)
 
マナテック・インコーポレーテッドは9月20日、豪州政府が支給する研究助成金「リサーチャーズ・イン・ビジネス(RiB)」が、同社研究開発部門と協力関係にあるタリサ・ベスト博士(写真)に支給されることが決定したと発表した。RiBは総額1,000万豪ドル(約8億円)、ベスト博士にもマナテックの糖質栄養素製品の研究開発費等として1年間支給される。
 
RiBプログラムは豪イノベーション・産業・科学・研究省が創設したエンタープライズ・コネクト制度の一部。産業界における技術革新の促進及び競争力の向上を目的に、大学及び公的機関の研究部門と企業の連携を図り、潜在的な市場ニーズを発掘する新発想の創造を目指す。大学等が保有する知的資本を企業が実践・応用しやすくする一方、企業側の情報・知識を学術界に普及させる狙いもある。また技術革新を通じて、分断されがちな産学間の壁を取り払うことが期待されている。
 
マナテック・インコーポレーテッドの共同最高経営責任者 兼 科学部門最高責任者ロバート・セネット博士は本件について「RiBプロジェクトに基づく豪州政府、南オーストラリア大学、ベスト博士の協力関係の構築を歓迎する。豪州は素晴らしいビジネス環境に恵まれ、アジアと欧米の貴重な接点となる地理的位置にある。技術革新を生み出し、将来にわたり企業を前進させる場として完璧な国だ」とコメントした。
 
ベスト博士は南オーストラリア大学栄養生理学研究センター及びスウィンバーン工科大学脳科学研究所で特別研究員を歴任。食事性糖質がヒトの脳機能に与える影響に関する研究を6年以上続けている。博士は研究成果を多数の学会で発表。ヒトを対象とする2つの二重盲検プラセボ対照試験では、マナテックの糖質栄養素製品アンブロトース® コンプレックスを摂取すると、記憶力、認知力、健康面が即時または長期的に改善される可能性のあることを示した。(1)†、(2)‡*
 

マナテック・オーストラリアのジョージ・ハウデン、ジェネラル・マネージャー(GM)は「豪州は糖質栄養素の臨床試験で画期的かつ重要な成果をあげている。同国政府からの研究助成金の支給は適切で時宜にかなった措置だ。本プロジェクトにより生み出される研究開発の成果は、糖質栄養素が健康に及ぼす影響に関する新発見をもたらし、ウェルネス産業を新たな高みに引き上げるだろう」と述べた。

 

【脚注】
1. Best T, Kemps E, Bryan J. Saccharide effects on cognition and well-being in middle-aged adults: A randomized controlled trial. Dev Neuropsych 2010;35:66–80.
 
† 本研究で使用されたアンブロトース®製品とプラセボは、マナテックが提供した。
 
2. Best T, Howe P, Bryan J, Buckley J, Scholey A. Plant polysaccharides, memory and cognition in middle-aged adults. Presented at the 38th Australasian Experimental Psychology Conference in Auckland, New Zealand, April 28–30, 2011.
 
‡本研究の資金の一部及び使用されたアンブロトース®製品とプラセボは、マナテックが提供した。
 
*本記事の内容は米食品医薬品局の審査を受けていません。全てのマナテック製品は、いかなる病気の診断、治療、治癒、予防も目的としていません。

 

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